東京はとんでもない暑さだけど、高いビルがひしめくぶん日陰も多く、道を選べば案外、快適に歩いて移動できる。日向との高い気温差で日陰にはなかなか心地いい涼風が吹いている。というわけで、僕は照りつける太陽の下、毎昼日陰づたいに歩いて、木挽町の盆源珈琲へ憩いに行く。
白石さんと飛田さん。若き二人の茶人との会話も楽しみで、昼休みが待ち遠しくてたまらない。
あまり冷えたコーヒーは苦手で、点てた抹茶にエスプレッソを和え、ヴァニラアイスにかけるアフォガートがこの夏のお気に入り。苦みと甘みのバランスに心酔し、午後に向かう気分をリセット。この休息なしに日々の仕事は成り立たないほど大事に思っている。
LEICA M-E , SUMMILUX 50mm ASPH. / f1.4