「讃々舎」で心眼を清めたあと、三浦海岸駅前の「ぽえむ」で憩う。辻マスターと歓談するのは久しぶり。飄々と淹れる一杯、二杯が沁みるおいしさ。
はじめは深煎りのジャーマン。おかわりはアメリカン。ぽえむはアメリカンコーヒーを初めてメニューに加えたコーヒーハウス。そのスタンダードな一杯を呑み、コク豊かな印象から「深煎りですか?」と口に出した。すぐさまマスターに「違うよ」と言われ、よく味わうとフルーティな旨味に気づいた。自分の味覚のいい加減さに呆れつつ、ぽえむのアメリカンは豆を浅めにローストしたコーヒーだとわかった。真のアメリカンとはお湯割して薄めたものではなく、浅煎り豆のコーヒーを意味していたのだった。
コーヒーの真理を知った三浦行。学びの多い一日に満足。自分はまだまだ。
LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH. / f1.4
Panasonic GF-1 , MACRO ELMAR90mm / f4 with LEITZ16469Y