2020年6月10日水曜日

一色の塩とポン煎餅



ほぼ月曜ごとに、暮らしのはかり売り「三和土(たたき)」へ。先日は町内会長の春日泰宣さんが葉山一色海岸の海水からつくった『一色の塩』と、葉山「3pm(さんじ)」のフードデザイナー横田美宝子さんお勧めの『ポン煎餅』を買った。



海水は薪で蒸発させてから天日干し。



少量の塩にするのに、とんでもない手間と時間がかかる。これで税込500円は仕事の対価としては見合わないだろう。味わいはとても穏やかで、じんわりと旨味が身体に浸透していく印象。以前マドリードで入手した、スペインの離島で精製される特別な海塩に似ている。こうした佳い塩は心身が悦ぶ料理に欠かせないから、ここぞというときに少しづつ活かそう。



徳島の無農薬漢方栽培米を素材とする『ポン煎餅』にも『一色の塩』が使われている。ほんのりとした塩味。そのまま食べても口のなかで優しく溶けていく。



アクセントを少し欲するなら、塩や味噌をトッピングするといい。



お勧めはお茶漬け。お湯を注ぐと、ふんわりとした食感のリゾット風になる。おいしい!

SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8