朝から雲がすごい速さで移動し、眩い陽光が差していると思いきや、亜熱帯のスコールみたいな雨が突然降ったりが繰り返す。土砂降りに慌てて屋根裏の窓を閉めに昇ったら、幾重もの厚い雲が沸き立っては流れていて、天地創造風の光景に息を呑み、呆然と魅せられた。
このシーンを広々と撮りたい! そんな久しぶりの衝動が走り、ライカと超広角レンズを抱えて一色海岸へ。帰り道で不穏な関係になりかけていた近所の人と顔を合わせ、互いの言い分を本音で語り合い、モヤモヤとしていた感情がだいぶ和らいだ。これもぼくを護る存在の導きだろうか。
LEICA M-E , MACRO ELMAR 90mm / f4
VOIGTLANDER SUPER WIDE-HELIAR 15mm / f4.5