2020年12月27日日曜日



休日はまた、三浦半島を南下。金田湾そばの古物商「讃々舎」へ骨格ある佳きものを観に行く。



海風に晒される大物たち。



堂々たる姿で訪問者に喝を入れてくれる。いつも背筋を正したくなる。



枯葉に埋もれていた魚網の錘を見つけた。常滑製だろうか。釉薬を掛けて強度を増したもの。海底で酷使する道具だから、こうまで状態が良いものは稀だ。東北の地で出会ったという。玄関先に垂らしたら無骨な雰囲気のエクステリアに。



玄関には対の狛犬。愛らしくのどか。梅の文様に鎮座し、朗らかに客を迎える。



何気なく置かれた実用のエレファントスツール。



店内の新たな仕入れ品をあれこれ観て触れる至福を心ゆくまで。これは小鹿田焼、柳瀬朝夫さんの立派だけど軽やかな器。無意識でペタペタと付着した指の跡に痺れる。今は亡き名工の器を日常使いできるか、使い手の器も試される。



お目当ては小鹿田焼の榊(さかき)立て。これも朝夫さんの手によるものかもしれない。冬至を境に自身のフェーズが変わり、榊にまつわる良縁に恵まれ続けている。その流れに従い乗って、祈りの気持ちもこめて求めた。



実が成る野の姫榊を供えた。どうか願いが実りますように。

LUMIX GF1, MACRO ELMAR 90mm / f4