毎冬、横浜大桟橋のホールで催されるパタゴニアのディーラー＆プレスミーティング。翌シーズンの製品紹介と企業の活動報告を見聞きに足を運びました。過酷な不当労働を強いるファストファッションの生産現場のこと、日本の無駄なダム工事のこと、枯葉剤などガンを誘発する化学成分を多く含んだコットンウエアのことなど、辻井日本支社長の話に聞き入ります。辻井さん、ますます堂々と、立派な人になられたなぁとしみじみ。製品はさらなる改良、素材の革新が進みながら、デザインとカラーともシンプルな原点回帰への傾向が顕著。こんどの秋が楽しみです。北米各地で盛り上がりつつある、修繕しながらパタゴニアのウエアを長く着る提案、活動のworn wearが今年は日本でも活発化していきそう。日本支社創設以来のおつきあいである、環境問題担当、篠さんに会えて近況報告できたのも嬉しかったなぁ。
SIGMA DP3 MERILL
