ライカ銀座に預けていたライカM-Eが戻ってきました。CCDセンサーの交換。2週間の予定が1週間も早まり、助かりました。新しいセンサーが描く色をすぐに確かめたくてビーチの散歩に携行。感覚的な印象ですが、色が実際により忠実に、透明感と彩度が少しだけ増したよう。
やや古い球面レンズの場合、油絵のように濃く、レトロな描写はそのままに、過度だった赤(マゼンタ)を減じている。逆光時にぼくのM-Eで生じていた赤かぶりの傾向が見事に解消されています。
もともとの特性を十分に吟味したうえで、さらなる改良をさりげなく加えた。そんな感想を直観的に抱けました。革も張り換えられ、液晶画面もクリーニング。無償のサービスで中身も外見もリニューアルされたM-Eにとても新鮮な親しみを覚えます。新生M-Eでスナップ熱がさらに高まりそうです。
LEICA M-E , ELMARIT28mm 4th GENERATION