2016年2月18日木曜日

ひとりチョコパフェ



ルノーカングーのパーツ交換を依頼すべく東神奈川のプリンス日産へ。ルノーと日産は協働してメンテナンス体制を整えているけれど、技術は大きな差があるようです。この営業所はメカニックの腕がいい。ルノーの整備がとても上手なので安心して預けます。作業に要する3時間を埋めるため、かねてから計画していたことを実現に移しました。雑誌「BRUTUS」最高のおやつ特集で、牧野画伯が魅力的に描いていたホテルニューグランドのプリン・ア・ラ・モードを食べたい。その願いをかなえるのです。世界で初めてこのスイーツを考案したホテル内の「ザ・カフェ」に着いたとき、空席待ちのたくさんの人がいたけれど、時間にゆとりがあることと、何より恋い焦がれたスイーツをぜひ口にしたいという欲望から30分ほどの待ち時間も読書しながら過ごす気持ちの余裕がありました。




ところが・・・! テーブルに着いてメニューを開き驚愕。ホテルの製菓室が今月24日まで改修予定で、なんとプリン・ア・ラ・モードを供することができないのだという。この情報はホームページで掲示されているし、そのページを事前に開いていたはずなのに、まさかの見落とし。がっくりと大きく肩を落としながら、バレンタインデイだったこともあり、チョコレートパフェを頼み、ひとり窓辺の席でぱくつきました。




いい齢したオヤジが黙々と嬉々としてパフェをすくう。優雅な空間の悠然とした空気ともども、贅沢スイーツをじっくり味わいました。クリームの過剰摂取で体が重くなった気がしましたので、ディーラーのある東神奈川までウォーキング。




氷川丸のカモメと遊ぶ、ハマのエリオット・アーウィット氏を傍観。手には魔術のもとが。



大桟橋には世界最高水準の省エネ・環境保全性能を実現するという川崎汽船の大型運輸船「DRIVE GREEN HIGHWAYが停泊していました。このblogを書いている16日の夜は山口県防笠戸湾を航行中。世界中の船舶が今、どこにいるのかトラッキングできる。すごい時代になりました。




大桟橋前のレストランを覗いて、ベイエリアをてくてく。




33年前、スキューバダイビングの世界に飛び込む道を示してくれたダイビングショップ。この業界ではとびきり垢抜けたセンスがあり、そのハイカラさ加減に驚き、強く惹かれました。さすが、横浜は洒落ているなぁと。閉店したようだけど、建物を所有しているのか、当時の面影を今も留めている。





空の高さ、開放感のある道。横浜の洗練に今もぼくは魅了されています。ところどころで足を止めたから、思いのほか、時間がかかったけれど、港町の光を存分に感じて散歩できました。足元は、ヴィンセント・シューレースでデコレートされたレッドウイングのアイリッシュセッター。なぜか、この日はスキップを踏みたくなるくらい、足取りが軽やかだったなぁ。

追記:「ザ・カフェ」はクレジットカードあるいはSUICAでも支払い可能。このことを知っただけでも訪ねた価値がありました(備忘録)。

LEICA M-E , ELMARIT28mm 4th GENERATION
SIGMA DP3 MERRILL