20代~30代の気力・体力みなぎる時期、10年間ほぼ毎日深夜まで雑誌社で働いていた街、神保町。その活力の源となったのが安くてボリューム満点なB級めし。この街には多彩なカレー専門店が点在するけれど、今日は正念場という状況で向かうのは決まって「まんてん」でした。
路地裏のたたずまいは相変わらず。コロッケ、揚げシューマイ&ウインナーと全部乗せで特盛「ジャンボ」をかきこんでいた当時を懐かしみつつ、控えめにカツカレー大盛をいただきました。とうぶんは口にしなくてもいいかなと思えるほど欲が充たされるのですが、しばらくすると体が欲してしまう味。重度な中毒となっている知人も多々。意外にも大盛りをぺろりと平らげられたぼくもリピート熱が蘇りそう。次はジャンボを頼んで、青年時の「上げ揚げ」な元気を思い起こしてみよう。
SIGMA DP3 MERRILL