夏の海水浴シーズン以外は静かな葉山一色海岸付近の町。のどかな海辺の光と空気が満ちあふれているのがビーチに近い「大門商店」付近。ここが一帯の中心だと、ぼくは勝手に解釈しています。あたりには絵になるエクステリアの家も多い。編集者・ライターの女性が営むローカルなレストラン&バーは、都会的な洗練を織り交えてつくりあげた外観が素敵。そのどこをどう切り撮るか、あるいは全体をとらえるのか、写す側の嗜好、センスの鏡となります。
町屋倶楽部は大門商店の向かい。間もなくスタートする葉山芸術祭での企画展示会場のひとつとなっている。ギャラリー主宰者は、散歩写真の師匠、鈴木マスカズさん。週末ごとにそわそわするシーズンが今年も到来。時の流れは光のごとし、もう一年経ったのか、早いなぁ(と感じるのも老人力なのかな)。師匠の写真展タイトルも「Time1」。観に行かなくちゃ!
SIGMA DP3 MERRILL