2017年10月30日月曜日

たまじまん


秋晴れの平日、東京福生の酒蔵・石川酒造を取材。ケヤキの老木がそびえる敷地には清らかな光が満ちあふれ、陶然と撮影をおこない、最後に米と水の神様に挨拶し、日本酒地ビールを試飲、至福。


妻の希望で多満自慢を土産に買う。この日の夕方から新酒が発売開始と現場で知る。取材を半日スライドすべきだったと後悔しつつワイングラスでおいしく呑める純米酒を選択。


燻製チーズも求め、酒の肴に。ヘラートグラスに酒を注ぎ、金沢の古道具店「sklo」で入手したチェコの古いチーズナイフで切り分ける。器は小石原の櫛描き皿。眼にもしあわせな晩酌を当分、愉しめる。重い一升瓶を三脚と一緒にバックパックに入れて持ち帰るのは、容器への気遣いも含めてけっこう大変だった。新酒はネットで頼んじゃおうかな。

★石川酒造はinstagramで酒に合うレシピも公開している。熱情を感じる粋な提案。佳い酒蔵だなぁ。

LEICA M-E , MACRO-ELMAR 90mm  f/4