2021年5月4日火曜日

シンボルツリーの剪定


 小さな庭に植えたヤマボウシとクロガネモチ、2本のシンボルツリーを10数年ぶりに剪定。根元を覆っていた植物や寄生して絡むアケビをきれいさっぱりと払い、枯れた枝をすべて伐った。


見た目がスッキリしただけでなく、心地よい風が通り抜け、澄んだ光が差しこんでくる思いがした。明らかに「気」が変わったのには驚いた。隣家の壁に映る葉の影がそよそよと美しく動き、ヤマボウシは突然花が開いた。思いこみかもしれないが、樹が喜んでいるよう。樹と気の関連を想像しながら、こうして樹と対話するように整えていく植木屋の仕事を心から楽しいと感じた。連休明けは怒涛の剪定実習が待っている。頑張ろう。

LEICA M-E , SUMMILUX 50mm