2015年9月3日木曜日

にわかに建築探偵



仕事場周辺の築地や木挽町界隈には、大正から昭和初期の和洋建築が点在。無名な存在でも、ビンテージ建築には独特の色気がある。様式など細部や深部にまで関心が及ぶほどではなく、なんとなくいいなと路地にひそむ建物を眺めます。




観ていると妄想世界へトリップ。内部をリノベーションして仕事場兼生活空間にしたら、日々楽しくなるだろうな。壊される危機が迫る物件を活かして暮らす人生も悪くない。




小さな元料亭は坪庭の緑と温かな灯の色に見入ります。しっとりとした情緒がいい。

路地をさまよう散歩の友はライカM-E。ちょっと古い28mmレンズをセットすると、建物がまとう懐かしさや風情をふくめて、周辺の空気をふわりとつかまえられる気がします。




購入して25年経過したレンズ。純正フードが壊れてしまい、洒落た造形のメタルフードを入手。純正よりはるかに安いのに格好よく、散歩スナップも気分がアガります。

ライカRの古いレンズをソニーのデジタル一眼に活用するプロカメラマン中居さん主宰のパンプロダクト扱い。プロが仕事で使って納得のいくものを厳選。説得力たっぷり。




ダサくなくて、シンプルでしっかり装着可と謳う、レンズキャップも求める。機材の探究心、ライカレンズを実戦に使う姿勢と嗜好に惹かれています。いずれ、お会いしたいな。

LEICA M-E , ELMARIT28mm 4TH GENERATION  ,   SIGMA DP3 MERILL