もろもろの資料、本、インドの弁当箱、筆記具、真鍮のライカM-Eとレンズ、折りたたみ傘を常時放り込んで仕事場に向かい、ときには取材などで町を歩きまわる。先日は撮影にカメラの固定が必要で、ジッツオの重い小型三脚をも荷物に加える。それなりの重量になって、通常ならばフットワークが削がれがちになるけれど、アークテリクスのバックパックがあれば杞憂は不要。重い荷物も優れたバランスとクッション性の高いパッドが快適な移動を支えてくれる。Astri19は13インチのMacbook、A4変形の大型雑誌を難なく収納できる。全体は大きい印象は受けないのに、ぼくが持ち運びたいもののたいていをパッキング可能なのが嬉しい。なによりありがたいのは、水をはじく素材とファスナー部のシームテープによる防水処理。暴風雨や突然のスコールに遭っても、荷物が濡れることはない。よほどの雨でないと傘をささずに早歩きする自分には、最良、最上と思える移動の道具です。N400r-AC² ナイロン 6 リップストップという素材はまるでスキューバダイビングのドライスーツみたい。ゴワゴワしているけれど、とにかく軽くて丈夫。その感触が肌感覚で大きな安心を感じさせる、と今のところ、メロメロに惚れ抜いています。
LEICA M-E , MACRO-ELMAR90mm
