2015年9月9日水曜日

港町の昼下がり



三浦市をめぐった土曜日。秋梅雨のさなか、気まぐれに顔を出した太陽。半島の南に位置する、海が近く、空が広いこのエリアは、やはり晴れの日が散策にふさわしい。昼は三崎の町を歩き、ノスタルジックな想いで、建物と繁栄の陰影を見つめます。




寂れてはいるものの、どこか人のぬくもりを感じ、温かな気持ちになれる路地をさまよい、ヴィンテージ建築の細部をスナップ。外洋からの海風に洗われ、風合いを増した被写体のオンパレード。写欲がエンドレスに刺激されます。この日は、あえて自分の熱情を抑え、機会を改めて写真を撮りにこようと興奮を鎮める。




たいせつな友人夫妻に連れていってもらったのは、街角のカフェ&バール「ミサキプレッソ」。颯爽と軽妙なオーナーと楽しく歓談し、サンドイッチやフィッシュ&チップをおいしくいただきました。




オーナーみずからテーブルのうえで、ささっとラテアートを描いてくれたカフェラテ。友人が深いつながりをもっているから、今後、よい関係へとむすびつきそう。あくまで、さっぱりと、よどみなく、ほどよい感じでおつきあいしていきたい店と人に出会えた週末でした。ありがとうございますT夫妻!

LEICA M-E  ,  SUMMILUX50mm ASPH.