2015年12月14日月曜日

クニルプスの折り畳み傘ケース



雨の日もさす必要がない場面ではなるべく手に持ちたくない。すみやかにバッグに収納して両手を自由にしたい。そんな欲求が強いから折り畳み傘がぼくにとっての傘のスタンダード。ただ、折り畳みタイプで軽さやコンパクトになる収納性を重視しすぎると、体をカバーする生地の面積が小さくなり、結果、背中などが濡れやすくなります。それも不快だから、ある程度、大きめでスムーズに開け閉めできて、壊れにくいもの。今はセブン-イレブンの折り畳み傘の性能と価格に満足し、使っています。しかし、この傘はくるくるとラフに巻いて畳むと、ややボリュームが出ます。建物や駅に入ると性急な性格も作用して、あわてて無造作に畳む傾向が強く、純正の袋には上手に納められません。そこで、入手したのが折り畳み傘の老舗ブランド、クニルプス社のケース。写真からもわかるように、セブン-イレブンの折り畳み傘も余裕をもって収納できます。傘の水分を払ったあと、さっと仕舞えて、バッグのなかの荷物も濡らさずに運搬可能なのが勝手がよい。内側の生地が水分を吸い取るうえ、全開すれば、すみやかに乾かせます。たかがケース、されど自分には重要なパッキング・ツール。その便利さに感心しています。



ただし、ケース自体がそれなりのサイズにはなりますので、ポシェットなど小さなバッグには収まりませんが、余りある満足感からサイズの余地を容認。極力コンパクトなものを選択する自分にとっては例外を認めている移動の道具なのです。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.