2016年1月16日土曜日

冬の仕事着



真冬、東京の仕事場へ着て行くユニフォーム。わたなべえみこさんにオーダーしたツイードのキャスケットとフィルソンのハリス・ツイード・ハッキングジャケット。首にはインドのサリーをつなぎあわせたchahatのストール。無粋なコートなんて羽織りたくないから、さらにパタゴニアのナノ・パフ・ベストをを着れば都会地での防寒はパーフェクト。このベスト、薄くてかさばらないのに、すごく暖かいんだ。シアトルフィットと称される、北米製品にしてはスリムなジャケットも無理して買ってよかった。コットン100%の厚い裏生地が張られ、体をポカポカと包みこんでくれる。マチのあるポケットやファスナー付きのインナーポケットも備えていて、たいていの携行小物を収納可能だから軽快に街歩きできる。乗馬用ジャケットに着想を得たという上品なデザイン、首回りもボタンで留められる機能性が素晴らしい。パタゴニアのウエアと同じく、この先20年、30年と着ていきたいな。20年、30年後といったら、ぼくは70、80歳になっている。爺さんになったときに着ていると、それなりに洒落た感じに見えるんじゃないかな。これからも、そんな永遠のスタンダードをできれば選んでいきたい。

追記:パタゴニアのウエアを長く愛着する人を紹介するWorn Wearのビジュアル、ストーリーに感銘を受けて、さらにこのメーカーへの崇敬を強めています。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.