スロージョギングを始めて1年以上が経過。2度目の黄金週間を迎えるにあたり、マンネリ化しつつあるジョギングコースの新規開拓をしました。
家の前から葉山御用邸を過ぎて、海辺の国道を南下するところまでは同じ。オアフ島のダイヤモンドヘッド外周道路に似た空気感と光の強さがある長者ヶ崎周辺では、植物が南洋の香りを放つ。濃厚なヴァニラみたいな芳香に包まれて見渡す海の開放感。水平線の向こうは太平洋にハワイ諸島が浮かんでいる。
海岸線から山側に入って、 秋谷の前田川の遊歩道へ。今度は水流と木々のマイナスイオンを全身を浴びてリラックス。
小雨降るぬかるんだコンディション。苔むした岩もロードランニング仕様のシューズでも案外滑らない。上流へと進み、大楠山の山頂を目指します。
さすがに雨の日はハイカーも少ない。すれ違ったのは一組の男女だけ。山道は粘土質の地面が所々にあり、慎重に足を運びました。山頂のレストハウスも雨でお休みなので、すぐに下山。湘南国際村へと抜けるルートで下界に戻りました。トータルの走行距離は16km。
葉山国際カントリークラブのグリーンや畑の脇を通り、走りやすい舗装路を経由して、視界が開けたのは湘南国際村の丘の上。なるほど、こんなところに抜けられるのかと新発見。連休中、別のコースも探ってみることにします。
●フィルムのスキャニング探求・続編
この一連の写真はコダックのネガフィルム「ポートラ160」で撮影し、ビックカメラ有楽町店経由でポートラ対応の現像所(このフィルムは現像ムラが発生するケースがあり、現像できるところは限られているそう。結果、通常1時間ほどで可能な納期が3〜4日要します)で現像とスキャニングをしてもらいました。現像、CD入力、Lサイズプリントのパック料金は36枚撮り1本1,000円とリーズナブル。コダックの「同時ピクチャーCDセット」というサービスです。デジタル化した画像データはWEBで使える程度の低解像度ですが、blogやインスタへのアップが用途の主なので問題なし。以降はすみやかな納品が可能と思われるコダックのありふれたフィルムを選び、現像とスキャニングをカメラ店や量販店で依頼することにします。ちなみにこれらの写真は素データをphotoshop lightroomで青、緑を少し足し、ポートラ特有の冷淡な色合いを表現しています。
●レンズの描写について
ズミクロンR 35mmは露出を絞ると柔和さを感じさせつつも、きりりとした描写をすると思いました。取材では標準レンズ装着のデジタルライカM-Eをメインで使いつつ、風景・建築撮影用にこの古いカメラとレンズを活用しようと目論んでいるので、十分実用であると判明し、かなり嬉しいです。一方、開放値f2では、かなり慎重にfocusしたのにもかかわらず、ピントを外すことが多く、レンズの微調整が必要となりそう。f2は封印して、f2.8以上なるべく絞る、というのが現状レンズの作法となりそうです。
LEICA FLEX SL , SUMMICRON R 35mm , PORTRA160
LEICA FLEX SL , SUMMICRON R 35mm , PORTRA160