2016年8月12日金曜日

日本橋の、いのくまさん



日本橋三越本店、中央通り沿いのショーウインドウで画家・猪熊弦一郎さんのディスプレイ(いのくまさんに会いにいこう)が観れて、本店ライオン口のスタンドにて無料タブロイド新聞ART FOR ALL「猪熊弦一郎特集」が配布されると知ったのは編集者・岡本仁さんのインスタグラムを見たから。もとより、猪熊さんの画風と収集物に惹かれていたから、居ても立ってもおられず、初日の開店直後に向かいました。


新聞サイズのART FOR ALLですが、質感は新聞紙に似ていながら、色合いはやや白く、写真や絵をより佳く印刷できる上質なものを使用しています。


2つの猪熊作品を縦あるいは横に拡げて壁に飾ることができる、嬉しい構成。




家に持ち帰って、早速、リビングの壁に留めてみました。タブロイド新聞紙だから気兼ねなく、さっ、ぱっと飾れる。その気軽な感じがいいですねぇ。写真や絵の愛で方として、きちんと現像、プリントしたものを額装して厳かにというのもよいですが、こうしてラフに、自分の日常シーンに溶けこむ佇まいもまた素敵。それこそが、ART FOR ALLの目指しているものなのかもしれません。

猪熊ファンならば、彼が原画を提供した三越の包装紙もついでに入手したいところ。東京のほか全国の銘菓が集まり、なかにはバラ買いも可能な地下コーナー「菓遊庵」では、1個だけお菓子を買っても、猪熊さんの包装紙に包んでくれます。三越リピーターの方ならご存知ですよね。

ちなみにショーウインドウの写真を撮りたいと考えている人は夕暮れ以降の訪問をおすすめします。昼間とちがってガラス面への写り込みがなく、きれいに写ります。


LEICA M-E , ELMARIT28mm 4th GENERATION , 
MACRO-ELMAR90mm/f4

SIGMA DP3 MERRILL