2016年8月13日土曜日

銀座のサボテン


にわかにサボテンへの興味が再燃。その気まぐれな熱情に呼応するように、銀座ではサボテンを用いたインパクトあるディスプレイが観られて、仕事えりにドキドキ。晴海通り「銀座メゾンエルメス」では植物家・小田康平さん空間デザインに魅せられます。


 展示テーマは「旅の途中」。メキシコの極度に乾燥した大地を思わせる旅の情景が出現。正面のウインドウのみならず、横の小窓にも乾燥した多肉植物が飾られているようです。見逃していたので、また行かなくちゃ!


 東銀座の「森岡書店」では14日まで、写真集「小田康平の多肉植物」出版記念展が催されています。


会場には見たことのない多肉植物、サボテンがいっぱい。 空間は小田さんの営む広島「叢 Qusamura」のポップアップショップとなり、写真集に掲載されたような、とびきりスペシャルなサボテン、多肉植物を観て、買うことができます。


ぼくがいちばん惹かれたのはこのサボテン。成長の早い種(下)と、遅い種(あえて大きくならない)を掛け合わせることで一定の高さをキープ。その管理のしやすさとトップの華やかな色に魅了され、胸が高まりました。トップのサボテンが赤いタイプは広島に2個体ほどストックはあるけれど、この黄色いタイプはこれが最後で今後は入手が難しいかも、との説明に鼓動がいっそう高まりました。たまらなく欲しい! だけど、今は迎え入れられない。いつかの縁にめぐり合うまで、目に造形と色を焼きつけておこう。

LEICA M-E , ELMARIT28mm/f2.8 4th GENERATION ,
MACRO-ELMAR90mm/f4