2016年9月7日水曜日

コロナの缶ビール



自宅でひらくBBQパーティや公園、ビーチでの集まり、あるいは街なかのバーで、アメリカ人が瓶ビールに直接口をつけて水みたいに呑んでいるシーンを映画でよく見かけます。そのビールはたいていがライトな味わいの銘柄。気軽に陽気にビールを愉しむ雰囲気にぼくは強く惹かれます。そんなライトな銘柄のひとつがメキシコのコロナビール。日本製品みたいな苦味が少なく、すうっと喉を潤す。あの滑らかで澄んだ感じがとても好みです。




先日、ケーブルテレビで観たハリウッド映画では、コロナの缶ビールを女性主人公が家に帰ってから、おいしそうに飲み干すシーンに眼が留まりました。都会地のバーに寄ることはほぼないので、この銘柄の缶ヴァージョンが存在するなんて知りませんでした。




アメリカンなグローサリー・ストアの趣きがあるOKストア逗子店には、この350mLスリム缶の扱いがあったので、嬉々として買って帰りました。残暑厳しい晩夏の夕暮れ、プシューッと缶を空け、そのままごくごくいきたいと思いつつ、口に触れるのはやはりガラスの方が心地いいので、小谷真三グラスに注いでいただきました。おいしいなぁ。ぼくは日本のビールの苦味が苦手なのかもしれない。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm / f4