2017年5月9日火曜日

iPhone再評価


iPhone SEを水や湿度から護る防水ケースに包んで携行するようになってから、内蔵カメラを多用するようになりました。投資したぶんを取り戻そうという貧弱な考えから。


スクエア(正方形)モードで撮った画像はその場で編集。


「クローム」で彩度・明度をいったん上げ、明るさを抑え、コントラストも上げて、締まった画風へとアレンジ。シーンによってはコントラストを下げ、明るさを増す。


そして、撮影画像を保管しているflickrにアップロード。一連の流れがあまりにもスムーズで、その楽ちん加減、安直感がなかなか愉快。


軽快さに溺れ、特別な機会や状況以外、日常スナップはこのカメラで充分かなと思い直すようになった黄金週間。


夜もそこそこ写っちゃうのがすごい技術。


風景写真は圧巻の描写。すべてにピントが合うから、味気ない面もあるけれど、記録写真のツールとしては最強かもしれない。先日サハラ砂漠を旅した人はコンデジが砂塵ですぐに壊れてしまったけれど、iPhoneはずっと完動していたとか。防水ケースにより、マイiPhoneはさらにタフになっている。近々の取材で、そのタフさをあてにするつもり。


光の微細な諧調もしっかりとらえる。G.W.最終日の日没。うっかりライカを家に置き忘れたけれど、劇的なライティングをきちんとメモできた。iPhoneがバージョンアップするたびに、確実に進化を遂げているカメラ。ガイドブック用説明写真なら、もはやiPhoneで事足りるし、むしろiPhoneだから押さえられる状況も多い。すごい進歩だなぁ。

iPhone SE