2017年6月7日水曜日

東銀座の紫陽花


いよいよ九州あたりから梅雨前線が北上。湿め湿め虫虫した時季の到来です。今年は大きめのムカデに風呂場ですでに遭遇しているので、「梅雨虫」出現への心構えはできているのですが、あの湿気はどうも・・・。



しかし、この時季からの楽しみも。足取りも重くなりがちな東銀座の通勤路には紫陽花が早くも華ひらき、さまざまな色でストリートを彩り、気分を明るくしてくれています。より南に位置する三浦半島と比して開花は早い気がしますが、これも東京が熱帯都市化していることの証左なのでしょうか。


梅雨のころ、葉山の朝晩はちょっと肌寒いのに、東銀座は地面が昼間の熱を蓄え、さほど冷えこまない。そんな環境からか、道端の紫陽花は色彩がかすれ、萎れても、昨年は年明けの1月末まで花の輪郭を留めていました。



紫陽花の花期の長さに驚嘆しつつも、これはなにげなくノーマルではない事象とみますが、いかがなものでしょうか。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm f/4