2017年7月29日土曜日

真夏の楽園


しばらく曇りの日が続くと、灼熱の太陽を恋しく想うから現金なもの。スロージョギングに出るのが午前10時を過ぎると、海辺のルートでは真夏の日射しを浴び、身体がこんがりと熱せられる。サウナの熱波にぎりぎりまで堪えたあと、冷水に飛びこむように、山里の小川にエスケイプする。


さらさらと谷を渡る風に揺れる草むら。草の海をかきわけ、清らかな水辺でひとやすみ。今日もハグロトンボが艶やかな色彩で迎えてくれた。


木洩れ日の陰影、スポット光による点景の繊細でいて、劇的な空間感に心が鎮まる。自然光のライティングは、人智の及ばぬ圧倒的な美しさを湛えている。


小さな滝のそばで、水の流れに耳を澄まし、水分補給。中に入れた氷が6時間以上溶けない保冷機能を備えるMiiR(ミアー)のボトルを満たすのは、キンキンに冷えたアクエリアス。あわてて飲むと頭がキーンと痛くなるから、用心(笑)。

LEICA M-E , MACRO ELMAR90mm f/4