一年前、館山「エクゾチック・プランツ」尾崎さんに手配していただいた、アガベ・アッテナータ。夏に黙々と成長。気づいたら葉の数が増え、その重さからか幹が傾いていた。
下が新しい葉。ボリュームは倍になっていた。慌てて、三浦のホームセンターに一回り大きな鉢を買いに行く。
成長に合わせて鉢のサイズを大きく替えていくと、巨大化しそうな勢い。すると次の植え替え以降は、鉢カバーとして活用している沖縄・北窯の松田共司さんの焼きものに収まらなくなる。とはいえ、より大きくなろうとする野生を、鑑賞目的でコントロールすることが僕にはできない。鉢の中で窮屈にしている根を切りながら成長を抑えることができない。だから、僕は決してプロの園芸家、盆栽愛好家にはなれないだろう。さらなる成長に備えて、共司さんの器に収まる形状の大きな鉢を探し始めよう。器に合わせて、鉢をカスタムオーダーはできないか。夢は広がる。
SIGMA DP3 MERRILL f/2.8
