2018年1月29日月曜日

MUJIのシューズ


「無印良品 有楽町店」内の『ATELIER MUJI』にて『ギフト デザインの贈りもの展』を興味深く拝見する。美しい工業製品、工藝品があふれる、インテリアデザイナー永井敬二さんのアトリエを再現しつつ、国内外で集めた膨大なプロダクトデザイン・コレクションのなかから、永井さん自身が「親しい人に贈りたいもの」を選んで展示。撮影0K。


僕が惹かれたのは3つ。イタリアClic 社のリーディング・グラス、Minerva社のポータブルレコードプレイヤー『GA45』、


そして、無印良品の靴。この合成皮革の靴は生産中止になったけれど、永井さんが足型を起こし、靴メーカーに頼んでオーダーメイド。陶芸家の親友に贈ったのだとか。ミニマルデザインの靴のかたちを見せるディスプレイ。凝視しているうちに、たまらなく欲しくなった。無印良品の靴、まったくノーマークだったが、今後は注視するようにしよう。


と、MUJI製品への新たな意識が芽生えた数日後、横須賀モアーズ内の店舗に寄ったら、ちょっと佳いなと思っていた撥水オーガニックコットンのスニーカーと出合って驚いた。仕事場にも履いていけそうな深い藍色。春の雨の日も気兼ねなく履ける素材。自分の足のサイズにぴったりのものが、まるで僕が来るのを待っていたかのように一足だけ残っていた。無印良品のサイト上にはない色だから、公式には’完売扱いで、店の在庫分だけ売っていたのだろう。たぶんこのスニーカーも廃番になるのかもしれない。黒いのはネット価格では2,980円だが、リアル店舗では30%オフの 2,086円。こんな掘り出しものと遭遇するから街での買い物は愉しいのだ。出かけた者だけのご褒美。先日は、店頭ではネット価格の70%オフで売る輸入洋服店が青山にあり、レジで仰天し、同時に歓喜した。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.
SIGMA DP3 MERRILL 75mm