2018年4月9日月曜日

八丁堀のロイホ


ガイドブック制作が佳境を迎え、築地の仕事場で珍しく夜遅くまで働く。精根尽き果て葉山まで帰る気力がなく、歩いて20分ほどの佃島に泊まる。晩御飯は八丁堀の「ロイヤルホスト」で、定番の『ビーフジャワカレー』をいただく。


パラダイストロピカルアイスティ』で喉を潤し、カレーソースを白米にかけるが、どうも美しくない。メニューの写真を参考に、次回はきちんとやろう。見た目は大事なのだ。


コクのあるカレーのおいしさに深く充たされ、限定デザートの『苺のブリュレパフェ』で笑顔になる。コーンフレークで嵩をごまかすことなんてしない。パリパリの表層を崩して心ときめいたあと、密度の高い多様な甘さ、酸味の重層に心酔。しまいにグラスの底にレイアウトされた苺のジュレにスプーンが届くと、爽やかな味わいが口のなかに広がり、至福の余韻を残す。そうそう、求めていたのはこれなんだと感服。食感、味の変化、フィニッシュに至る流れが完璧だ。仕事場から歩いていけるところにロイホがあってよかった!

続く。

SIGMA DP3 MERRILL 75mm