2018年8月9日木曜日

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今月も観世会の定期能をGINZA SIXへ観に行く。昔言葉が聴きとりにくいから、僕の場合、謡解説本は必須。開演前に求める。一冊2,000円だが、これがあると理解を深められる。価値はとても高い。和綴じ、和紙。手製本のような風情も佳い、優れたガイド。



この日のシテを務めたのは家元。さすがの謡い、しなやかな舞いは異次元の質。心酔し、能の優しさにいっそうと安らぐ。



観能後は近くの「鳥ぎん本店」で生ビール、焼き鳥、釜飯。子どものころから家族で親しんだ、手堅いおいしさ。銀座での日曜日の夕飯といえば、ここに限る。普遍的な繁盛をリスペクト。

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