コンビニで売っているものから、カカオ豆の調達から始めた板チョコをつくるビーン・トゥ・バーの高級チョコレートまで365日毎日食べてtwitterで呟いているチョコレートくん。7万人近いフォロワーの心を日々、魅了し続ける情報伝達力と広く深い造詣に迫りたくて、取材を通じての急接近を試みている。
先日、参加したワークショップでは、蔵前ダンデライオン・チョコレートのカカオ豆で作ったカカオ65%のチョコレートにコーンフレークをからめ、アイスクリームと、ていねいにドリップしたコーヒーをトッピングしてふるまってくれた。格別なおいしさに感動していると、森永『チョコフレーク』が廃番商品になっていることを教えられる。日清シスコの実力と、コンビニの販売力が長年の定番商品を駆逐してしまったのだ。彼が讃えるセブンイレブン版・日清シスコ製『チョコフレーク』を買って味わうと、なるほど撤退は必然と納得。100円でこのパフォーマンスには心底驚かされる。世界一の商品開発力がある日本のコンビニ。その恩恵を素直に受け取りたい。
LEICA M-E
SIGMA DP3 MERRILL