2019年1月12日土曜日

GOOD LUCK



ここ数年、この催しに足を運ばないと、本腰を入れて新年を始動する気になりません。イラストレーター佐々木一澄さんが企画する郷土玩具展。会場は青山のOPAギャラリー&ショップ。



ショップでは、佐々木さんが選び集めた全国のポップな郷土玩具を販売。新しいもののほか、中古も並びます。古いものは補充もしていくそうですよ。僕は狙いを定めていた浜松張り子にまっしぐらに手を伸ばしました。当初は虎のみと思っていたのですが、ずっと欲しかった「ころがしの犬」を見つけて心変わり。しかし、絶対に後悔するからと、結局、虎と両方いただきました。どれも良心的な値付け。郷土玩具の魅力を広く伝えたいという純粋な願いが伝わってきます。



ギャラリーでは、昨年末に出版したばかりの著書『てのひらのえんぎもの』(二見書房)に描いた郷土玩具を、原画とともに展示。僕はイラストの作風に通じる、魅力的なかたち、色、表情のポップな郷土玩具に惹かれて、佐々木さんが好きなものをひたすら真似して少しずつ買ってきました。



だから、僕の家の居間に飾っているものもいくつかは見られます。けれど、まだまだ佐々木コレクションのなかに欲しいものもたくさん。ずっとこの機会を設け続けて欲しいと懇願するばかりです。





琉球張り子の大陸的な顔と文様に一目惚れ。沖縄の博物館では扱っているかもしれないと佐々木さん。

さ

この「ころがしの犬」は佐々木コレクション。一世代前の張り子です。非売品。



浜松張り子を描いた原画。色使いのセンスが良いなぁ。明るくて元気をたくさんもらえます。



気軽に買えるポストカードや著書も用意。



会場で購入し、なおかつ佐々木さんが在廊中ならば、好きな玩具の絵を描いてくれる。これはとても羨ましい! 今後の在廊と補充については、ご自身で、Twitterにてつぶやくと思います。
@kazutosasakikaz

LEICA ME, Macro Elmar90mm
7artisans28mm