金曜の夜から雲の無い空。確信して土曜は早起きして葉山一色海岸に向かいました。この朝の月入りは9時近く。朝陽の明るさで、海面がゴールドに輝く月の道は見られないから、日の出直後の海と富士を主題に撮ろうと考えたのでした。
オリーブ&グリーンカラーのガダバウトチェアに腰かけて、じっくり景色に向き合います。ひんやりとした砂の感触が心地良く、深くくつろいで劇的な光に包まれました。
快晴が一日中続いたので、日没後に再びビーチへ。朝と同じ場所に座り、海を見つめていると、1年前は愛犬とこの光のなかで一緒に過ごしていたんだなぁとしんみり。
どんどん赤一色に溶けていく空と富士。暖かな潮風。月光でゴールドに溶けるシーンと合わせて、缶バッジを制作し、来年初頭の葉山一色海岸アート展でお配りする予定です。
撮影機材はやや古いデジタルライカと、とても古い望遠レンズ。レトロな描写、穏やかなコントラストがお気に入り。葉山一色の光と色、陰翳を表すのにふさわしい組み合わせと思っています。
LEICA M-E , TELYT 200mm / f4
with VISOFLEX3
SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8