2020年4月29日水曜日

マンダロリアン



「スター・ウォーズ」は本編よりも、『ローグ・ワン』や『ハン・ソロ』などスピンオフ(外伝)の方が脚本、キャスト、キャラクター、そして何より陰影の深い露出アンダーの映像と色彩が好み。ルーカス・フィルムのマニアックな本領をのびやかに発揮できているように感じるのはぼくだけだろうか。惑星マンダロアに暮らす戦闘民族マンダロリアンのひとりで、賞金稼ぎである一匹狼のガンファイターを描いた実写ドラマ『マンダロリアン』を観たくてディズニーデラックスを視聴契約した(1ヶ月無料)。



はたして全8話のシーズン1は驚嘆の完成度で魅了された。実力で仕事を獲得し、納めていく主人公に憧れるのは、今の自身の立場や不安な気分が作用しているのだろう。簡潔な各タイトルにも痺れ、撮影の露出やホワイトバランスのテクニックも含めて秀逸のセンスを学び取りたいと感じた。こういう映像作品を実写で制作できるアメリカの創造力、資本力がすごい。さらに監督が本腰を入れ、演出が練りこまれていそうなシーズン2の今秋公開が待ち遠しい。上の写真は葉山一色海岸に打ち上がった謎の金属物体。フォルムと質感はマンダロリアンのヘルメットや飛行機にそっくり。たまたま出合えた導きに、このドラマを観るべきなんだろうと必然性を感じた(笑)。

Panasonic GF-1 , MACRO ELMAR90mm / f4
SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8