秋が深まり、雨の日には朝晩、やや涼しくなるとはいえ、亜熱帯の都会、台北にはトロピカルな深いグリーンが路地や住居周りに繁茂していました。
日本統治時代ゆかりの建物のリノベーションエリアも緑がいっぱい。
植物は明らかに南方系なのですが、我が家のグリーンと通じるものがあり、親近の思いから安らぎを覚えます。
サードウエーブ系コーヒーショップも、
コンクリートのアパートメントも、
低層住宅も、緑に覆われている。
ベランダは狭く、前庭も広くはない。
けれど、そのわずかなスペースに、これでもかと植物を置いている。そのグリーンの愛でようが、生まれ育った江戸のダウンタウンにまた通じるものがあり、訳もなく嬉しくなります。ワイルドに自由気ままに育てているように見えますが、丁寧に鉢を手入れしている様子もあちこちで散見。共感と同時に、その「植物愛」を見習わなくてはと、感心して眺めていました。
LEICA M-E , SUMMILUX50mmASPH.