先日、築地場外市場の「喫茶マコ」田中店長に教えてもらったとっておきの泡盛。沖縄限定発売とのことだが、通販で那覇の業者にオーダーできた。首里にある瑞穂酒造の『古都 首里』。甕で10年寝かせた古酒(クゥス)。まろやかな味わいと芳香が楽しめる。沖縄のガイドブックを粛々と制作中のこともあって気晴らしと、内容に熱量をこめるため沖縄の人が特別と讃えるものを呑みたかった(笑)。
田中店長は珈琲で割ると最高と言っていたので、氷で満たしたアレッシィのシェイカーを振り、コーヒーを急速に冷やした。イタリア版アイスコーヒー「シェケラータ」で割ってみようと思いついたのだった。
読谷村、北窯の松田共司さんの酒器カラカラに古酒を入れ、金城次郎さんの碗マカイに注ぐ。新旧のリスペクトするやちむんの陶工と酒宴する情景を妄想。これをやりたくて特別な泡盛を入手したといっても過言ではない(笑)。沖縄の陶土と白化粧。独特の白色と薪で焚いた炎の野趣が眼福。ガツーンと活力をもらえる。
珈琲割りの古酒。うーん、古酒じたいがおいしいから、ぼくはやっぱりストレートでちびちび酔いたいかも。まぁ、これも各自の嗜好しだい。やってみないとわからんさー。
SIGMA DP3 MERRILL 75mm / f2.8
Panasonic GF-1 , MACRO ELMAR90mm / f4 with LEITZ16469Y